2012年9月20日木曜日

fame

「なんとかの殿堂」と使われるようになって久しいが、一般市民へ普及させたのは「野球殿堂」ではなかったか。郊外というにはあまりに遠い、ニューヨーク州のなんにもないところに、それはある。オハイオ州クリーブランドのロックの殿堂が、観光客にも行きやすい場所にあるのと比べると、来たいんだったら来てもいいけど、大変だよ、ウチ、観光地じゃないんでね。そんな場所だ。

だって「殿堂」だよ、観光地じゃないよな。日本語も重たいが、英語もまた。

Hall of Fame

「名声の館」だもん、観光地じゃないよな。

不思議に思っていたのは。なぜ 'fame' は日本語に入り込まないのか。4文字は 'love' と同じ。発音も 'f' に神経質にならなければカンタン。「フェーム」という映画もヒットした。もっと古い映画から同じF族の「フィーバー」が、今もなおかくしゃくとしているというのに、「フェーム」はなぜ日本語化しないのだろう。観光地じゃないよなー。気位の高さが災いしたか。だって「名声」なんだもん。



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