2012年7月29日日曜日

Olympics

"The Olympic FAQ"という本を読み始めた。ラダーシリーズの新刊。整理できていなかった似た言葉がいくつも出てくる。読み進んだページと、辞書で調べたことを合わせると、

the Olympics ならびにthe Olympic Games は大会の名前。
Olympic は形容詞「オリンピックの」。
Olympia は開催地の名前。
Olympiad は the Olympics の別称、それから、4年という期間。
Olympian は五輪選手。

こんなことらしい。

じゃ、オリンパスって何だ? OLYMPUS って綴るぞ。ギリシャの山の名前だそうです。


2012年7月28日土曜日

pinstripe

イチローがピンストライプ姿を披露した。ヤンキースへの移籍が決まったときから、ピンストライプが似合うか似合わないか、早く見たい、などと言われていた。MLBではヤンキースとピンストライプは同義語。
驚いたことにiPhone内臓辞書では、Sports, informal
としながらも、

of or relating to baseball, esp. to the New York Yankees or other teams whose suits feature pinstripes: a play that instantly became part of pinstripe legend .

「特にヤンキースを指す」って書いてある。
保有するThe Dickson Baseball Dictionaryでは、「特に」ではなく、almost always 「ほとんどの場合は」ヤンキースのことだという。
ところがWikipediaによれば、最初にユニホームに取り入れたのはヤンキースへではなく、シカゴ・カブスだという。

The Chicago Cubs' baseball uniforms have had pinstripes since 1907 and they are recognized as the first Major League Baseball team to incorporate pinstriping into a baseball uniform.

福留のときはピンストライプが似合うかどうかなんて、話題にならなかったな。それは福留だからか、カブスだからか。両方か。

2012年7月27日金曜日

fireworks

花火を見て来た。「花」に「火」と書いて「花火」。英語ではfireworks。合致するのは火とfire。花とworksが残る。そんなことはよくあることだが、言語おたくにはおいしい話題だ。
いつかNHKのトラッドジャパンで花火をテーマに選んでおり、イギリスでは焚き火のような実用的な火をfireworksと呼び、花のような美しさを愛でる目的の日本の花火とは違うとか言っていた。そうだよね。長岡花火を題材にした大林宣彦監督の最新作も、「この空の花」だ。
日本人にとってあれは、worksではなく、花なのですね。





2012年7月26日木曜日

swill

Mark のFacebookに、知らない単語を見つけた。swill.
いつものロングマンでは、

food for pigs, mostly made of unwanted bits of human food

ブタのエサ?
たいてい食えたもんじゃねえ?

だけどMarkは缶ビールの写真を載せて、

I tried this swill last year... it's actually tastes really good. I recommend this stuff. Bitter, bitter, bitter... 原文まま。英文おかしくねえか、Mark。ま、いいや。

Markは「ブタのエサ」をうまいといっている。これは彼なりの皮肉か? でもオチみたいなのもないのが腑に落ちなくて、もう少し調べてみたら英辞郎に

swill beer ビールをグイグイ飲む

というのを見つけた。
ロングマンに戻って動詞のswillを見ると、あるじゃないか、

[transitive] (also swill down) informal
to drink something in large amounts:

インフォーマルなわけね。ブタみてえにガブガブってニュアンスか?
例文として、

He does nothing but swill beer all day.

ビール飲むしかやることねえ。ビールによく使う単語なんだ。Markは、こいつはガブガブいけて、味もいけるって言いたかったのだな。












2012年7月25日水曜日

tension

昨日のイチローの会見を見て、アレ?と思った。
一番勝っていないチームから一番勝っているチームに行くので
までは、まあ、いい。
それに続けて、
テンションどうしようかと
を聞いて、イチローもか、と。
いつの頃からかこういうテンションが幅をきかせているが、tension は、
tightness or stiffness in a wire, rope, muscle etc:(ロングマン)
ワイヤやロープがピンと張って今にも切れそうな様や、筋肉パンパン、凝り凝りの状態を指す。
そこから、二者間、二国間の緊張状態、ヤバイ空気を表すのに使う。
テンションあがるぅ~
なんてのは、かなりヤバイのだ、本当は。
現地メディアはどう伝えたのかと探してみたら、USA TODAYのサイトに見つけた。
It's hard to contain my excitement.
興奮を抑えにくい、になってる。
「テンションどうしよう」とはチョイ違うけど、このへんが難しいんだよね。たぶん「テンションどうしよう」がよくわからなかったのでしょう。
ま、イチローは tension とテンションの違いを知った上で、日本語としてのテンションを使ったのだと思います。




2012年7月24日火曜日

trade

タイマー設定した目覚めまし代わりのラジオから、まさに寝耳に水がザーッ。イチロー、ヤンキースへ。さっそく米メディアをチェックしながら、ふとあることに。「トレード」では気づかなかったけど、"trade"?、モノみたい。
いくつかの辞書で trade を見ると、いわゆる「トレード」として語義が載っているものは少ない。あくまでビジネス上の取り引きだったり、物々交換だったり。ロングマンにようやく、

when a player on a sports team is exchanged for a player from another team:

を見つけた。AmE、米語の注釈付きで。アメリカでしか、それもあまり、使われないみたい。これは人を売買した歴史の名残なのかしらね。

2012年7月23日月曜日

quote

Samiとの話で、好きなquote、引用、つまり名言・金言は?となった。
うろ覚えでエジソンの言葉を、
I did not fail 100 times.
I found 100 ways which don't go well.
と紹介した。Samiも知っていたから伝わったけど、こんなときスラスラ言えたらカッコいいのに。
I have not failed.
I've just found 10,000 ways that won't work.
by Thomas Alva Edison

2012年7月22日日曜日

Largo

来月バンクーバーに帰国するMarkのさよならライブにでかけた。狭いJAZZバーはすぐに満席。最初で最後のリーダーを務めた彼が、リクエストの最後
に選んだのは、「家路」の名で親しまれるドボルザークのLargo。僕が「新世界より」が好きだというと、アレは下校の曲だとバカにしてたくせに、そいつできたか。日本での9年を、largoの速さで思い返していたのかい?

2012年7月21日土曜日

juvenile

突然つながることことがある。あ、そうだったのか、と。senile の反意語は juvenile。バラバラに覚えたていたこの単語、nileで結ばれていたとは。
♩心の中のジュヴナイル
出会いはプリプリの熱い夏だった。

2012年7月20日金曜日

Gurke

渡辺貞夫さんのライブに初めて行った。古いCMのまんま、ゴキゲンだね、なステージ。友人の飲み物はアップル・キューカンバー・ティーなるもの。キュウリはドイツ語で?と尋ねられて調べたところが、Gurke。
キュウリだけでなく俗語で
でかい鼻
ペニス
の意味もあるらしい。鼻がでかいやつはアソコもなんて話もあるが、あれは舶来の学説か?
ベニスだけど、Gurkeはdie Gurke、女性名詞です。



2012年7月18日水曜日

STEP

英検の準備を始めた。The Society for Testing English Proficiency、STEP testともいう。
かれこれ30年で、確か5連敗。どこが実用英語検定だ、こんな単語。5連敗でも実用上困ってないぞと、この数年無視していた。でもTOEIC950点。1級くらいもってたっていいじゃないか。ある人が言っていた。今でもイナカじゃ英検。そうですか。とりゃいいんでしょ。
英検ですか? ああ、持ってますよ、一応、1級。実用検定とは思いませんけど、一応ね。
そんな風に言ってやる。


2012年7月6日金曜日

Langenscheidt

ランゲンシャイド。ドイツ語の辞書で有名な会社。黄色に青でL。辞書売り場の放浪者なら見たことがあるはずの、あれ。iPhoneアプリを買いました。和独にいいのがないものだから、だったら英独を何かおひとつ、と思って。なぜにLangenscheidtか。
①あの表紙が前から気になっていた。
②学習書で薦めていた。
③アプリもちゃんと作っているみたいだった。
あとはちゃんとlernen, lernen.






2012年7月5日木曜日

Illuminati

もうすぐロンドン五輪。フィンランド人の友人と話していたら、Illuminatiの陰謀があるかも???って。
なに、それ。知らないよ、イルミナティ。日本ではフリーメイソンみたいに有名じゃないけど、澁澤龍彦が「秘密結社の手帖」で取り上げていたりするんだね。楽しいロンドン愉快なロンドンだけじゃないようで。

2012年7月4日水曜日

independence

7月4日はIndependence Day. アメリカ合衆国の独立記念日。さぞかしStars and Stripes がはためくのでしょう。
マルチナ・マクブライドさんにも同名のヒット曲があり、おきまりの愛国ソングかと思えばさにあらず。違うindependentを歌ったもの。彼女のオフィシャル・サイトにあるPVはよいですな。♪Let freedom ring うーん、アメリカン。
北方領土にゃロシアのえらいさんが来たぞ。いつ来る日本がdependしない日は。


2012年7月3日火曜日

anniversary

カクテルバー、ニセコ羊蹄の60周年パーティーに行った。パーティーといっても40、50のときと違ってホテルじゃないし金屏風もない。あるのはたくさんの花籠と、花束抱えてオメデトーと次々に入ってくるお客さん。セレモニーはなくても、アニバーサリー。


2012年7月2日月曜日

Cambridge

English Grammer in Useを買った。Cambridgeの。4th editionが出ていたのは知らなかった。5月にTOEICが終わり、次の目標までの間にやろうと思っていたのが、ケンブリッジの文法書と、数の英語。
Intermediateを選択。このレベルは超えているはずだけど、下から下から、ローアングルで。
英語感覚もかなり身についたけど、それをさらに英語による英語の文法書で補強しようと。2012年も後半だもの。やらねばやらねば。

2012年7月1日日曜日

insect

カナダ人のマークとカフカ「変身」の話をした。
ーinsectになる話だろ?
ーinsect? あれはbugじゃないのか?
ーだってbeetleだろ?
ここでカブトムシとは書いてないぞと思ったが、beetle=カブトムシではないな。堅い殻みたいなムシの総称だ。
bugか insectか。それが問題だ、カフカよカフカ。