2012年12月31日月曜日

Der Nussknacker

はじめてバレエを見に行った。いつか、と思っていた「くるみ割り人形」。舞台はドイツ、音楽はチャイコフスキー。関心×関心。行くだろ、いつかは。

英語で
The Nuts Cracker

原題はロシア語で
Щелкунчик
なんだそうだ。コピー 'n' ペーストである。カタカナにはできない。
ψ(`∇´)ψみたいので始まり、
NHK みたいので終わる。

ドイツ語学習者ならドイツ語だろう。そいつが
Der Nussknacker
で、カタカナにはするならば、
デア・ヌスクナッカー。

ヌス?
ヌス。
ヌス。
「くるみ割り」って感じじゃねえけど、2013年もカリッといこう。

2012年12月30日日曜日

I come mit you.

12月にはディケンズの「クリスマス・キャロル」を読むことにしているのだが、今年は9月にニューヨークでオー・ヘンリー巡りをした余波で、ダラダラと彼の作品集を読んでいるうちにクリスマス・デイは過ぎてしまった。
"The last leaf"(「最後の一葉」)のモデルだというアバートメントを訪ねたときから、これは原書で読み直さねばと思っていた。

日本語や、書き直された英語ではおなじみの作品だが、原書にあたるとすんなりとはいかない。古い英語が混じっているのと、ベアマン爺さんが「ドイツ語訛りの英語」を話すからだ。

そこがドイツ語学習者にはちょっとくすぐったいところで、

I come mit you.

なんて言われるとフフンと鼻先が鳴る。'mit' はドイツ語で、英語の 'with' にあたる。これが脚注にあたらずともわかってしまうのが、フフンのフフンたる所以だ。

英独ちゃんぽんが名作に出て来るのだから、英和ちゃんぽんに身を縮めることはないのだ。


2012年12月25日火曜日

Trouble with the Curve

1カ月も更新しなかったのは、なにかトラブルがあったというわけでない。ブログ・アプリが改悪されたのか、あるいはちょっと機嫌が悪かっただけなのかはわからないが、ひどく入力しにくい状態だったのをトラブルと呼んでいいなら、トラブルがあったということになる。

だからというわけでは全くないのだが、映画 "Trouble with the Curve" をメンズデーに見に行った。邦題は「人生の特等席」。MLBのドラフト指名を巡ってのスカウトマンの物語。全米注目のスラッガーは、実は変化球を打てない。「カーブに難あり」、それがタイトルの "Trouble with the Curve" 。

映画のプロットには触れないが、面白いと思ったのは、日本人の感覚だと「カーブに難あり」がこの映画のテーマには思えないこと。娘が口にする、「ここが私の特等席」、ひねって「人生の特等席」の方がしっくりくる。

登場人物それぞれの人生に投じられる困難を、カーブボールとたぶらせているのかもしれないが、そういう描写だったかなあ?

映画自体は面白かったけど、誰かもどこかに書いていたように、レッドソックスが全体1位の指名権をもっているとはあり得ない無礼千万な設定。ただし、今年に限っていえば、ボビーのレッドソックスは危なかったね。最下位だもん。

2012年11月23日金曜日

Ampelkoalition

Ampelmanshop に行ってみた、こないだ。アンペルマンは旧東ドイツの信号機のキャラクター。

'Ampel'に「信号機」以外の意味はないかと調べてみると、面白そうな単語に出会った。

Ampelkoalition
アンペル・コアリツィオ〜ン

Access独和辞典の訳語がふるっている。「信号機連立政権」。なんじゃそりゃ。ちがった色の党旗が寄り集まってできた連立内閣をいうらしい。

「野合」「烏合」、日本もナンヤカヤだけど、カラータイマーちかちかは困るよ。

2012年11月19日月曜日

Rent-a-Girlfriend

JAPAN TODAY をうろついていて驚いたね。

'Rent-a-Girlfriend' service offers simulated romance

「レンタル彼女」。SEX産業など、どこか秘めやかなビジネスにはあるけれど、あっけらかんと「レンタル彼女」。

「萌えデート」というサービスが、今月から始まったそうだ。

little confidence in their ability to carry out an engaging conversation with the opposite sex

異性としゃべる自信がない男に、デートの気分だけ味わってもらったり、ホントのデートの練習に、というビジネスらしい。

オスの狩猟本能はどこに行ってしまったんだ。デパ地下の試食コーナーだけで帰ってくるようなラブ・アフェアかい。釣ったサカナに餌を云々ってのもあるけど、釣りもしないのかい。

「デート」に名を借りて実態は違うならまだいいけど(よくないが)、こんな情けない需要があるのは日本だけだろう、どうせ。

「ミス・コンテスト」は女性の商品化だとか批判されたのがつい昨日のようです。「図鑑」にとどまらず「レンタル」かい。

と思ったら、似たような名前のサービスがあちことあるじゃない。The globalization の時代だぜ。

なんてのがアメリカに。Buy and Sell. 「商品」というか、これ、奴隷制度のなごりか? 一律5ドルで、サービス内容見ると「Facebook にコメント2件入れます」とか、こっちも相当 Tohoho...だ。

男なら竿一本で大海に出よ。

百聞は一見にしかずともいうけどね。


2012年11月17日土曜日

auf Wolke sieben

FB の "ich liebe dich" で何か面白いものを探していたら、ラクガキみたいのが見つかった。

auf Wolke sieben

うーん。雲7の上。わからんけど、キリスト教がらみか? "seventh heaven" 「有頂天」てのがあったはずだから、その一族か。

一族周辺を洗ってみると、

cloud nine

9もある。よく話からないけど、7にしても9にしても、「至福のとき」「有頂天」みたいだ。

どうも雲をつかむようなイディオムだ。